A.
「毎月、残高に利息がつき、そこに積立が足される」──これを毎月くり返しています(月次複利・げつじふくり)。
月あたりの利回り
(1 + 0.05)^(1/12) − 1 ≒ 0.407%
年利を12で割る簡易式より、少しだけ控えめな数字になります。
計算する月数
40年 × 12 = 480ヶ月
65歳のとき(想定 5%)
元手 180万円 の成長分 + 毎月 3万円 × 480回 の積立の成長分 ≒ 5,715万円
自分で入れるお金
180万円 + 3万円 × 480ヶ月 = 1,620万円
運用で増えた分
5,715万円 − 1,620万円 = 4,095万円
実質換算
すべての金額を 1.02^40 ≒ 2.21 で割って、今のお金の価値に直しています。(「自分で入れるお金」も同じ考え方で今の価値に直しています)
スプレッドシートでも、同じ計算を自分で再現できます。
FV(エフブイ)は、GoogleスプレッドシートやExcelにはじめから入っている「Future Value=将来いくらになるか」を計算する機能です。渡すのは、次の4つの数字だけです。
=FV( ①利回り, ②回数, ③毎月の積立, ④最初のお金 )
① 利回り(1ヶ月あたり)
(1+0.05)^(1/12)-1
「年5%」を1ヶ月あたりに直した数字です。この数字を12回かけ合わせると、ちょうど年5%に戻ります。
② 回数
480
積み立てる回数です。40年 × 12ヶ月 = 480回。
③ 毎月の積立
-30000
毎月入れる 3万円 を、円の単位で書いたものです。
④ 最初のお金
-1800000
いま持っている「そだてるお金」180万円。これも円で書きます。
なぜ ③ と ④ はマイナス?
表計算のお金の関数には、「財布から出ていくお金には、マイナスを付ける」というお約束があります。積立も最初のお金も、あなたの財布から投資へ出ていくお金なので、マイナス。答え(将来あなたが受け取るお金)は、プラスで返ってきます。
使い方は3ステップ
- Googleスプレッドシート(無料)か Excel を開く
- どこかのマスに、下の式をそのまま貼り付けて Enter
- 出てきた数字(円)が、上の「65歳のとき」の金額と合っていれば、検算成功です
=FV((1+0.05)^(1/12)-1, 480, -30000, -1800000)
この式が出すのは、インフレを引く前の金額(「実質」ボタンOFFのときのグラフと同じ)です。
控えめ・強気の線は、想定利回りを −2%・+2% にして同じ計算をしたものです。
※表示は万円未満を四捨五入しているため、検算結果とは±1万円ほどずれることがあります。