実践( じっせん ) 編( へん )
日本( にっぽん ) の投( とう ) 資( し ) 家( か ) 編( へん ) ——理( り ) 論( ろん ) を「実際( じっさい ) の商( しょう ) 品( ひん ) 」に翻( ほん ) 訳( やく ) する ここまで紹( しょう ) 介( かい ) した配( はい ) 分( ぶん ) は、GPIFをのぞけば、 米( べい ) 国( こく ) の投( とう ) 資( し ) 家( か ) が、米( べい ) 国( こく ) の投( とう ) 資( し ) 家( か ) のために書( か ) いた答( とう ) 案( あん ) です。じつはこれ、そのまま日本( にっぽん ) に輸( ゆ ) 入( にゅう ) すると中( なか ) 身( み ) の意( い ) 味( み ) が変( か ) わってしまいます。まず、その理( り ) 由( ゆう ) をきちんとおさえましょう。
なぜ、そのまま真似( まね ) できないの?——4つの理( り ) 由( ゆう ) ① 彼( かれ ) らの「安( あん ) 全( ぜん ) 資( し ) 産( さん ) 」は、日本人( にっぽんじん ) には安( あん ) 全( ぜん ) 資( し ) 産( さん ) じゃなくなる — バフェットが家( か ) 族( ぞく ) に指( し ) 定( てい ) した「短( たん ) 期( き ) の米( べい ) 国( こく ) 債( さい ) 」は、ドルで暮( く ) らす米( べい ) 国( こく ) 人( じん ) にとってはほぼ値( ね ) 動( うご ) きゼロの現( げん ) 金( きん ) がわり。ところが円( えん ) で暮( く ) らす日本人( にっぽんじん ) が同( おな ) じものを持( も ) つと、 為替( かわせ ) レートで毎( まい ) 日( にち ) 値( ね ) 段( だん ) が動( うご ) くリスク資( し ) 産( さん ) に化( ば ) けます。持( も ) ち物( もの ) は同( おな ) じでも、見( み ) る通( つう ) 貨( か ) という「メガネ」が違( ちが ) うと、性( せい ) 質( しつ ) そのものが変( か ) わってしまうのです。 ② 「安( あん ) 全( ぜん ) 」の定( てい ) 義( ぎ ) は、将( しょう ) 来( らい ) 使( つか ) う通( つう ) 貨( か ) で決( き ) まる — 私( わたし ) たちが老( ろう ) 後( ご ) や進( しん ) 学( がく ) で使( つか ) うお金( かね ) は円( えん ) です。だから日本人( にっぽんじん ) にとっての守( まも ) り役( やく ) の条( じょう ) 件( けん ) は「 円( えん ) 建( だ ) てで、値( ね ) 動( うご ) きしないこと」。米( べい ) 国( こく ) の設計( せっけい ) 図( ず ) の"守( まも ) りパート"は、円( えん ) 建( だ ) ての部( ぶ ) 品( ひん ) (預( よ ) 金( きん ) ・個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) など)に置( お ) き換( か ) えて翻( ほん ) 訳( やく ) する必( ひつ ) 要( よう ) があります。 ③ 前( ぜん ) 提( てい ) となる経済( けいざい ) と制( せい ) 度( ど ) が違( ちが ) う — 米( べい ) 国( こく ) の配( はい ) 分( ぶん ) は、米( べい ) 国( こく ) の金( きん ) 利( り ) ・インフレ・税( ぜい ) 制( せい ) (401kなどの制( せい ) 度( ど ) )を前( ぜん ) 提( てい ) に設計( せっけい ) されています。日本( にっぽん ) は長( なが ) い低( てい ) 金( きん ) 利( り ) から「金( きん ) 利( り ) のある世( せ ) 界( かい ) 」への移( い ) 行( こう ) 期( き ) で、金( きん ) 利( り ) が上( あ ) がる局( きょく ) 面( めん ) ではふつうの債( さい ) 券( けん ) インデックスファンドは価( か ) 格( かく ) が下( さ ) がりやすい。使( つか ) える制( せい ) 度( ど ) も新( しん ) NISA・iDeCoと、まったくの別( べつ ) 物( もの ) です。 ④ 逆( ぎゃく ) に、私( わたし ) たちはすでに「日本( にっぽん ) 」へ集( しゅう ) 中( ちゅう ) 投( とう ) 資( し ) している — 給( きゅう ) 料( りょう ) も将( しょう ) 来( らい ) の年( ねん ) 金( きん ) も円( えん ) 建( だ ) て。人( じん ) 生( せい ) まるごとで見( み ) れば、日本( にっぽん ) に住( す ) む人( ひと ) はもともと日本( にっぽん ) 経済( けいざい ) への集( しゅう ) 中( ちゅう ) 投( とう ) 資( し ) 家( か ) だとも言( い ) えます。だから金( きん ) 融( ゆう ) 資( し ) 産( さん ) のほうでは海( かい ) 外( がい ) を厚( あつ ) めにしてバランスを取( と ) る、という考( かんが ) え方( かた ) も有( ゆう ) 力( りょく ) です。①〜③と引( ひ ) っぱり合( あ ) う論( ろん ) 点( てん ) で、正( せい ) 解( かい ) は1つではありません。 翻( ほん ) 訳( やく ) のコツ 米( べい ) 国( こく ) の設計( せっけい ) 図( ず ) は、商( しょう ) 品( ひん ) 名( めい ) ではなく「役( やく ) 割( わり ) 」で読( よ ) み替( か ) える のがコツ。米( べい ) 国( こく ) 人( じん ) の現( げん ) 金( きん ) ・短( たん ) 期( き ) 米( べい ) 国( こく ) 債( さい ) → 日本人( にっぽんじん ) の 預( よ ) 金( きん ) ・個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) 。守( まも ) り役( やく ) の米( べい ) 国( こく ) 債( さい ) → 円( えん ) 建( だ ) ての守( まも ) り(預( よ ) 金( きん ) ・個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) ・新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) 国( こく ) 債( さい ) )。攻( せ ) め役( やく ) の株( かぶ ) は、世( せ ) 界( かい ) に広( ひろ ) く分( ぶん ) 散( さん ) するならそのままでOK(攻( せ ) め役( やく ) の仕事( しごと ) は「為替( かわせ ) 込( こ ) みで大( おお ) きく育( そだ ) つこと」だから)。なお、この記( き ) 事( じ ) では為替( かわせ ) ヘッジつきの外( がい ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) は使( つか ) いません。理( り ) 由( ゆう ) はすぐ下( した ) で説( せつ ) 明( めい ) します。
守( まも ) り役( やく ) のカタログ——現( げん ) 金( きん ) でもいいし、国( こく ) 債( さい ) にも種( しゅ ) 類( るい ) がある 守( まも ) り役( やく ) の仕事( しごと ) は「円( えん ) 建( だ ) てで値( ね ) 動( うご ) きしないこと」。この条( じょう ) 件( けん ) を満( み ) たす選( せん ) 択( たく ) 肢( し ) は1つではありません。ふつうの預( よ ) 金( きん ) でも満( まん ) 点( てん ) 合( ごう ) 格( かく ) ですし、無( む ) 理( り ) に国( こく ) 債( さい ) を混( ま ) ぜる必( ひつ ) 要( よう ) もありません。どれも 信( しん ) 託( たく ) 報( ほう ) 酬( しゅう ) ゼロ・為替( かわせ ) リスクゼロという共( きょう ) 通( つう ) の強( つよ ) みを持( も ) つ、円( えん ) 建( だ ) て守( しゅ ) 備( び ) 隊( たい ) のメンバー表( ひょう ) がこちら。
現( げん ) 金( きん ) ・預( よ ) 金( きん ) — いつでも引( ひ ) き出( だ ) せて、いちばんシンプル。預( よ ) 金( きん ) 保( ほ ) 険( けん ) で1金融( きんゆう ) 機( き ) 関( かん ) あたり元本( がんぽん ) 1,000万( まん ) 円( えん ) +利( り ) 息( そく ) まで守( まも ) られる。金( きん ) 額( がく ) が少( すく ) ないうちは、これで十分( じゅうぶん ) 。 個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) (変( へん ) 動( どう ) 10年( じゅうねん ) ) — 利( り ) 息( そく ) が世( よ ) の中( なか ) の金( きん ) 利( り ) に 合( あ ) わせて動( うご ) く(変( へん ) 動( どう ) 金( きん ) 利( り ) )タイプ。1万( まん ) 円( えん ) から買( か ) えて、発行( はっこう ) 後( ご ) 1年( いちねん ) たてば国( くに ) が額( がく ) 面( めん ) で買( か ) い取( と ) ってくれる(直近( ちょっきん ) 2回分( かいぶん ) の利( り ) 息( そく ) は差( さ ) し引( ひ ) き)。「金( きん ) 利( り ) はこれからもっと上( あ ) がりそう」と思( おも ) う人( ひと ) 向( む ) け。 新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) 国( こく ) 債( さい ) (2年( にねん ) ・5年( ごねん ) ・10年( じゅうねん ) ) — 国( くに ) が銀( ぎん ) 行( こう ) や証( しょう ) 券( けん ) 会( かい ) 社( しゃ ) の窓口( まどぐち ) で売( う ) る 固( こ ) 定( てい ) 金( きん ) 利( り ) の国( こく ) 債( さい ) で、5万( まん ) 円( えん ) から。買( か ) った瞬( しゅん ) 間( かん ) に「満( まん ) 期( き ) までの利( り ) 回( まわ ) り」が確( かく ) 定( てい ) するのが持( も ) ち味( あじ ) 。満( まん ) 期( き ) まで持( も ) てば額( がく ) 面( めん ) どおり返( かえ ) ってくる(途( と ) 中( ちゅう ) で売( う ) ると市( し ) 場( じょう ) 価( か ) 格( かく ) になるので値( ね ) 動( うご ) きあり)。「いまの金( きん ) 利( り ) をつかまえて確( かく ) 定( てい ) させたい」人( ひと ) 向( む ) け。 ここで前( ぜん ) 半( はん ) の理( り ) 論( ろん ) とつながる大( だい ) 事( じ ) な性( せい ) 質( しつ ) をひとつ。 満( まん ) 期( き ) が短( みじか ) い国( こく ) 債( さい ) ほど、金( きん ) 利( り ) が動( うご ) いたときの値( ね ) 動( うご ) きが小( ちい ) さい。だから守( まも ) り役( やく ) として使( つか ) うなら、新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) は 2年( にねん ) ・5年( ごねん ) の短( たん ) 期( き ) 〜中( ちゅう ) 期( き ) が本( ほん ) 命( めい ) です(10年( じゅうねん ) 固( こ ) 定( てい ) は、金( きん ) 利( り ) 上( じょう ) 昇( しょう ) の局( きょく ) 面( めん ) でいちばん値( ね ) 下( さ ) がりしやすい)。 ブラックロックの2026年( ねん ) 半( なか ) ばレポート(別( べつ ) 記( き ) 事( じ ) で解( かい ) 説( せつ ) ) が「短( みじか ) め〜中( なか ) くらいの国( こく ) 債( さい ) が好( この ) み」と言( い ) っていたのと、まったく同( おな ) じ理( り ) 屈( くつ ) です。
使( つか ) い分( わ ) けの目( め ) 安( やす ) :金( きん ) 利( り ) がまだ上( あ ) がると思( おも ) う → 変( へん ) 動( どう ) (個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) )/いまの金( きん ) 利( り ) で固( こ ) 定( てい ) したい → 新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) の2年( にねん ) ・5年( ごねん ) /いつでも使( つか ) えるお金( かね ) にしたい → 預( よ ) 金( きん ) 。このあとの例( れい ) に出( で ) てくる「個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) 」は、ぜんぶ「現( げん ) 金( きん ) ・預( よ ) 金( きん ) 」や「新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) の短( たん ) 期( き ) 国( こく ) 債( さい ) 」に読( よ ) み替( か ) えてもOKです。
為替( かわせ ) ヘッジ「あり」と「なし」、どう違( ちが ) う? 外( がい ) 国( こく ) 資( し ) 産( さん ) の値( ね ) 動( うご ) きは、「資( し ) 産( さん ) そのものの値( ね ) 動( うご ) き」+「為替( かわせ ) の値( ね ) 動( うご ) き」 の2階( にかい ) 建( だ ) てです。ヘッジとは、この2階( にかい ) 部( ぶ ) 分( ぶん ) (為替( かわせ ) )をほぼ打( う ) ち消( け ) す仕( し ) 組( く ) みのこと。
ヘッジなし 為替( かわせ ) ごと受( う ) け取( と ) る。円( えん ) 安( やす ) なら得( とく ) 、円( えん ) 高( だか ) なら損( そん ) 。値( ね ) 動( うご ) きは大( おお ) きくなるが、ヘッジのコストはかからない。
ヘッジあり 為替( かわせ ) の影( えい ) 響( きょう ) をほぼ消( け ) して、資( し ) 産( さん ) そのものの値( ね ) 動( うご ) きだけにする。そのかわりヘッジコスト(おおよそ日本( にっぽん ) と相( あい ) 手( て ) 国( こく ) の金( きん ) 利( り ) 差( さ ) ぶん)が毎( まい ) 年( とし ) かかる 。金( きん ) 利( り ) 差( さ ) が大( おお ) きい時( じ ) 代( だい ) ほど高( たか ) くつく。
使( つか ) い分( わ ) けの定( じょう ) 石( せき ) :攻( せ ) め役( やく ) の 株( かぶ ) は「なし」が主( しゅ ) 流( りゅう ) (株( かぶ ) そのものの変( へん ) 動( どう ) が大( おお ) きく、長( ちょう ) 期( き ) では為替( かわせ ) は一( いち ) 部( ぶ ) にすぎない。コストも節( せつ ) 約( やく ) できる)。教( きょう ) 科( か ) 書( しょ ) 的( てき ) には「守( まも ) り役( やく ) の債( さい ) 券( けん ) はあり」と言( い ) われますが、次( つぎ ) の話( はなし ) を知( し ) ると印( いん ) 象( しょう ) が変( か ) わるはずです。
ヘッジコストの正( しょう ) 体( たい ) ——「外( がい ) 国( こく ) の高( たか ) い金( きん ) 利( り ) 」は持( も ) ち帰( かえ ) れない ここが最( さい ) 大( だい ) の誤( ご ) 解( かい ) ポイント。ヘッジコストは金( きん ) 利( り ) 差( さ ) とほぼ同( おな ) じ額( がく ) なので、 外( がい ) 国( こく ) の高( たか ) い金( きん ) 利( り ) は、ヘッジした瞬( しゅん ) 間( かん ) にほぼ食( く ) いつぶされます。たとえば外( がい ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) の利( り ) 回( まわ ) りが4.5%でも、金( きん ) 利( り ) 差( さ ) 3%ぶんのヘッジコストを払( はら ) えば、手( て ) 取( ど ) りは約( やく ) 1.5%。日本( にっぽん ) の国( こく ) 債( さい ) と大( たい ) 差( さ ) なくなってしまいます。「高( たか ) い金( きん ) 利( り ) を、為替( かわせ ) リスクなしで、無( む ) 傷( きず ) で持( も ) ち帰( かえ ) る」——そんなおいしい話( はなし ) は成( せい ) 立( りつ ) しません。もし成( せい ) 立( りつ ) したら、リスクゼロの錬( れん ) 金( きん ) 術( じゅつ ) になってしまうからです。
ではヘッジあり外( がい ) 債( さい ) はまったくの無( む ) 価( か ) 値( ち ) かというと、プロの世( せ ) 界( かい ) には 「金( きん ) 利( り ) サイクルの分( ぶん ) 散( さん ) 」 という使( つか ) い道( みち ) があります。日( にち ) 銀( ぎん ) が利( り ) 上( あ ) げして日本( にっぽん ) の債( さい ) 券( けん ) が下( さ ) がる場( ば ) 面( めん ) で、利( り ) 下( さ ) げに向( む ) かう国( くに ) の債( さい ) 券( けん ) は上( あ ) がる——その「日本( にっぽん ) と逆( ぎゃく ) の動( うご ) き」を為替( かわせ ) 抜( ぬ ) きで取( と ) りにいく道( どう ) 具( ぐ ) です。ただし、どの国( くに ) の金( きん ) 利( り ) がどう動( うご ) くかを読( よ ) む難( むずか ) しさが常( つね ) につきまとう、上( じょう ) 級( きゅう ) 者( しゃ ) 向( む ) けのパーツです。
この記( き ) 事( じ ) の方( ほう ) 針( しん ) :というわけで、ヘッジあり外( がい ) 債( さい ) は「守( まも ) りの必( ひつ ) 需( じゅ ) 品( ひん ) 」ではありません。この記( き ) 事( じ ) の例( れい ) では使( つか ) わず、 「攻( せ ) めはヘッジなしの世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) 、守( まも ) りは円( えん ) 建( だ ) て」で統( とう ) 一( いつ ) します。シンプルで、コストも最( さい ) 小( しょう ) になります。
以( い ) 上( じょう ) の"翻( ほん ) 訳( やく ) ルール"をふまえた、教( きょう ) 科( か ) 書( しょ ) 的( てき ) によく挙( あ ) がる組( く ) み合( あ ) わせを4つ+おまけ1つ。特( とく ) 定( てい ) 商( しょう ) 品( ひん ) のおすすめではなく、「理( り ) 論( ろん ) を商( しょう ) 品( ひん ) に翻( ほん ) 訳( やく ) するとこうなる」という見( み ) 本( ほん ) として読( よ ) んでください。
例( れい ) 1 シンプル王( おう ) 道( どう ) 型( がた ) ——バフェット流( りゅう ) の日本( にっぽん ) 版( ばん )
eMAXIS Slim 全( ぜん ) 世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) 式( しき ) (オール・カントリー) 85%( パーセント ) 個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) (変( へん ) 動( どう ) 10年( じゅうねん ) )・預( よ ) 金( きん ) 15%( パーセント ) ねらい 通( つう ) 称( しょう ) 「オルカン」 1本( いっぽん ) で、世( せ ) 界( かい ) 47か国( こく ) ・2,500を超( こ ) える銘( めい ) 柄( がら ) にまとめて分( ぶん ) 散( さん ) 。持( も ) っている間( あいだ ) の手( て ) 数( すう ) 料( りょう ) (信( しん ) 託( たく ) 報( ほう ) 酬( しゅう ) )は年( ねん ) 0.05775%と最( さい ) 安( やす ) クラス。残( のこ ) りは元本( がんぽん ) 保( ほ ) 証( しょう ) の個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) と預( よ ) 金( きん ) にして、暴( ぼう ) 落( らく ) が来( き ) ても生( せい ) 活( かつ ) 費( ひ ) のために株( かぶ ) を売( う ) らずにすむクッションにする。米( べい ) 国( こく ) に集( しゅう ) 中( ちゅう ) したい人( ひと ) は、オルカンの代( か ) わりに eMAXIS Slim 米( べい ) 国( こく ) 株( かぶ ) 式( しき ) (S&P500)〔年( ねん ) 0.0814%〕を使( つか ) う型( かた ) も定( てい ) 番( ばん ) 。
弱( じゃく ) 点( てん ) オルカンの中( なか ) 身( み ) は約( やく ) 6割( わり ) が米( べい ) 国( こく ) 株( かぶ ) 。「円( えん ) 高( だか ) +米( べい ) 国( こく ) 株( かぶ ) 安( やす ) 」が同( どう ) 時( じ ) に来( く ) ると、円( えん ) で見( み ) た資( し ) 産( さん ) は大( おお ) きく下( さ ) がる。
向( む ) いてる人( ひと ) とにかくシンプルに始( はじ ) めて長( なが ) く続( つづ ) けたい人( ひと ) 。新( しん ) NISAのつみたて投( とう ) 資( し ) 枠( わく ) との相( あい ) 性( しょう ) が抜( ばつ ) 群( ぐん ) 。
例( れい ) 2 GPIF風( ふう ) ・攻( こう ) 守( しゅ ) 50:50型( がた ) ——守( まも ) りはぜんぶ円( えん ) 建( だ ) てで
eMAXIS Slim 国( こく ) 内( ない ) 株( かぶ ) 式( しき ) (TOPIX) 25%( パーセント ) eMAXIS Slim 先( せん ) 進( しん ) 国( こく ) 株( かぶ ) 式( しき ) 〔年( ねん ) 0.0989%( パーセント ) 〕 25%( パーセント ) 円( えん ) 建( だ ) ての守( まも ) り(個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) ・新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) 国( こく ) 債( さい ) ・預( よ ) 金( きん ) )50%( パーセント ) ねらい GPIFの心( しん ) 臓( ぞう ) 部( ぶ ) は「攻( せ ) め半( はん ) 分( ぶん ) ・守( まも ) り半( はん ) 分( ぶん ) 」というバランス。その精( せい ) 神( しん ) だけを受( う ) け継( つ ) ぎ、攻( せ ) めは国( こく ) 内( ない ) 外( がい ) の株( かぶ ) で50%、守( まも ) りは 為替( かわせ ) と無( む ) 関( かん ) 係( けい ) な円( えん ) 建( だ ) ての国( こく ) 債( さい ) ・預( よ ) 金( きん ) で50%にした型( かた ) 。GPIF本( ほん ) 体( たい ) は外( がい ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) も持( も ) つが、個( こ ) 人( じん ) がヘッジコストや為替( かわせ ) の読( よ ) みまで抱( かか ) え込( こ ) む必( ひつ ) 要( よう ) はない—— 守( まも ) りは円( えん ) で十分( じゅうぶん ) 、という割( わ ) り切( き ) り。守( まも ) りの中( なか ) 身( み ) は、変( へん ) 動( どう ) (個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) )と固( こ ) 定( てい ) (新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) の2年( にねん ) ・5年( ごねん ) )を混( ま ) ぜて持( も ) ってもいい。
弱( じゃく ) 点( てん ) 半( はん ) 分( ぶん ) が守( まも ) りなので、株( かぶ ) の上( あ ) げ相( そう ) 場( ば ) では物( もの ) 足( た ) りない成( せい ) 績( せき ) になる。為替( かわせ ) リスクは先( せん ) 進( しん ) 国( こく ) 株( かぶ ) の25%部( ぶ ) 分( ぶん ) が引( ひ ) き受( う ) ける(それが攻( せ ) め役( やく ) の仕事( しごと ) )。
向( む ) いてる人( ひと ) 値( ね ) 動( うご ) きに振( ふ ) り回( まわ ) されたくない攻( こう ) 守( しゅ ) バランス派( は ) 。国( くに ) レベルの発想( はっそう ) を、もっとシンプルに再( さい ) 現( げん ) したい人( ひと ) 。
例( れい ) 3 全( ぜん ) 天( てん ) 候( こう ) の考( かんが ) え方( かた ) ・日本( にっぽん ) 版( ばん ) ——役( やく ) 割( わり ) の違( ちが ) う「4つの箱( はこ ) 」で守( まも ) る
eMAXIS Slim 全( ぜん ) 世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) 式( しき ) (オルカン) 30%( パーセント ) 新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) 国( こく ) 債( さい ) 2年( にねん ) ・5年( ごねん ) (固( こ ) 定( てい ) 金( きん ) 利( り ) )30%( パーセント ) 個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) (変( へん ) 動( どう ) 10年( じゅうねん ) )・預( よ ) 金( きん ) 25%( パーセント ) 純( じゅん ) 金( きん ) ファンド15%( パーセント ) ねらい ダリオの「どの季( き ) 節( せつ ) でも大( おお ) 負( ま ) けしない」発想( はっそう ) を、 外( がい ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) なしで再( さい ) 現( げん ) する型( かた ) 。役( やく ) 割( わり ) の違( ちが ) う4つの箱( はこ ) を用( よう ) 意( い ) します—— ①ふえる係( がかり ) :世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) (ヘッジなし)。 ②金( きん ) 利( り ) 低( てい ) 下( か ) ・不( ふ ) 況( きょう ) に強( つよ ) い係( がかり ) :固( こ ) 定( てい ) 金( きん ) 利( り ) の新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) 国( こく ) 債( さい ) (買( か ) った時( とき ) の利( り ) 回( まわ ) りを満( まん ) 期( き ) まで確( かく ) 定( てい ) できるので、世( よ ) の中( なか ) の金( きん ) 利( り ) が下( さ ) がる局( きょく ) 面( めん ) で相( そう ) 対( たい ) 的( てき ) に輝( かがや ) く)。 ③金( きん ) 利( り ) 上( じょう ) 昇( しょう ) に強( つよ ) い係( がかり ) :変( へん ) 動( どう ) の個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) +預( よ ) 金( きん ) 。 ④インフレ・危( き ) 機( き ) のお守( まも ) り係( がかり ) :金( きん ) 。本( ほん ) 家( け ) の「長( ちょう ) 期( き ) 米( べい ) 国( こく ) 債( さい ) 」の役( やく ) 目( め ) は、円( えん ) 建( だ ) ての固( こ ) 定( てい ) 金( きん ) 利( り ) 国( こく ) 債( さい ) が代( だい ) 役( やく ) 。金( きん ) は SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド や三菱( みつびし ) UFJ純( じゅん ) 金( きん ) ファンド(ファインゴールド)などの投( とう ) 資( し ) 信( しん ) 託( たく ) で少( しょう ) 額( がく ) から持( も ) てる。
弱( じゃく ) 点( てん ) 守( まも ) り重( じゅう ) 視( し ) なので、ふえるスピードはひかえめ。固( こ ) 定( てい ) と変( へん ) 動( どう ) を両( りょう ) 方( ほう ) 持( も ) つのは「金( きん ) 利( り ) がどちらに動( うご ) いても片( かた ) 方( ほう ) が働( はたら ) く」ための保( ほ ) 険( けん ) だが、そのぶん管( かん ) 理( り ) する箱( はこ ) は多( おお ) くなる。
向( む ) いてる人( ひと ) 暴( ぼう ) 落( らく ) もインフレもどちらも警( けい ) 戒( かい ) したい守( まも ) り優( ゆう ) 先( せん ) 派( は ) 。役( やく ) 割( わり ) 分( ぶん ) 担( たん ) で考( かんが ) えるのが好( す ) きな人( ひと ) 。
例( れい ) 4 コスト極( きょく ) 小( しょう ) ・ヘッジゼロ型( がた ) ——「攻( せ ) めは世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) 、守( まも ) りは円( えん ) 」の2部( ぶ ) 構( こう ) 成( せい )
eMAXIS Slim 全( ぜん ) 世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) 式( しき ) (オルカン・ヘッジなし) 60%( パーセント ) 円( えん ) 建( だ ) ての守( まも ) り(新( しん ) 窓( まど ) 販( はん ) 国( こく ) 債( さい ) 2年( にねん ) ・5年( ごねん ) /個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) /預( よ ) 金( きん ) )40%( パーセント ) ねらい 為替( かわせ ) ヘッジは、毎( まい ) 年( とし ) 保( ほ ) 険( けん ) 料( りょう ) (日本( にっぽん ) と相( あい ) 手( て ) 国( こく ) の金( きん ) 利( り ) 差( さ ) ぶん)を払( はら ) い続( つづ ) ける仕( し ) 組( く ) みでした。コスト嫌( きら ) いの人( ひと ) には、「ヘッジが必( ひつ ) 要( よう ) な資( し ) 産( さん ) (外( がい ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) )を、そもそも持( も ) たない」 という解( と ) き方( かた ) があります。攻( せ ) め役( やく ) は、為替( かわせ ) 込( こ ) みで大( おお ) きく育( そだ ) てばいい ヘッジなしの世( せ ) 界( かい ) 株( かぶ ) だけ 。守( まも ) り役( やく ) は、為替( かわせ ) と無( む ) 関( かん ) 係( けい ) な 円( えん ) 建( だ ) ての国( こく ) 債( さい ) ・預( よ ) 金( きん ) だけ。中( ちゅう ) 間( かん ) の資( し ) 産( さん ) をなくした2部( ぶ ) 構( こう ) 成( せい ) にすると、ヘッジコストも債( さい ) 券( けん ) ファンドの 信( しん ) 託( たく ) 報( ほう ) 酬( しゅう ) 投( とう ) 資( し ) 信( しん ) 託( たく ) を持( も ) っている間( あいだ ) ずっとかかる手( て ) 数( すう ) 料( りょう ) (年( ねん ) 率( りつ ) )。低( ひく ) いほど有( ゆう ) 利( り ) で、長( ちょう ) 期( き ) では大( たい ) 差( さ ) になる。 もゼロになり、ポートフォリオ全( ぜん ) 体( たい ) でかかる手( て ) 数( すう ) 料( りょう ) はオルカンの年( ねん ) 0.05775%だけ 。しかも攻( せ ) めと守( まも ) りの比( ひ ) 率( りつ ) (50:50、70:30…)を変( か ) えるだけで、リスクの調( ちょう ) 整( せい ) がかんたんにできます。
弱( じゃく ) 点( てん ) 外( がい ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) が持( も ) つ「株( かぶ ) と違( ちが ) うリズムで利( り ) 息( そく ) を稼( かせ ) ぐ力( ちから ) 」は捨( す ) てることになる。また守( まも ) り役( やく ) はほとんど増( ふ ) えないので、長( ちょう ) 期( き ) のインフレに負( ま ) けないよう、攻( せ ) め役( やく ) の比( ひ ) 率( りつ ) を自( じ ) 分( ぶん ) のリスク許( きょ ) 容( よう ) 度( ど ) の範( はん ) 囲( い ) でしっかり確( かく ) 保( ほ ) する必( ひつ ) 要( よう ) がある。
向( む ) いてる人( ひと ) とにかくコストが嫌( きら ) いな人( ひと ) 。「増( ふ ) やす箱( はこ ) 」と「守( まも ) る箱( はこ ) 」の2つだけでシンプルに管( かん ) 理( り ) したい人( ひと ) 。
おまけ:1本( いっぽん ) で全( ぜん ) 部( ぶ ) すませる eMAXIS Slim バランス(8資産( しさん ) 均( きん ) 等( とう ) 型( がた ) )
国( こく ) 内( ない ) 株( かぶ ) 式( しき ) 12.5%( パーセント ) 先( せん ) 進( しん ) 国( こく ) 株( かぶ ) 式( しき ) 12.5%( パーセント ) 新( しん ) 興( こう ) 国( こく ) 株( かぶ ) 式( しき ) 12.5%( パーセント ) 国( こく ) 内( ない ) 債( さい ) 券( けん ) 12.5%( パーセント ) 先( せん ) 進( しん ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) 12.5%( パーセント ) 新( しん ) 興( こう ) 国( こく ) 債( さい ) 券( けん ) 12.5%( パーセント ) 国( こく ) 内( ない ) REIT12.5%( パーセント ) 先( せん ) 進( しん ) 国( こく ) REIT12.5%( パーセント ) ねらい 株( かぶ ) ・債( さい ) 券( けん ) ・REITを国( こく ) 内( ない ) 外( がい ) あわせて8種類( しゅるい ) 、12.5%ずつ自( じ ) 動( どう ) で持( も ) ってくれる投( とう ) 資( し ) 信( しん ) 託( たく ) 〔年( ねん ) 0.143%〕。ずれた配( はい ) 分( ぶん ) を元( もと ) に戻( もど ) すリバランスまで自( じ ) 動( どう ) でやってくれるので、この記( き ) 事( じ ) で学( まな ) んだことが1本( いっぽん ) に詰( つ ) まっている。
弱( じゃく ) 点( てん ) 「均( きん ) 等( とう ) 」は美( うつく ) しいが、世( せ ) 界( かい ) 経済( けいざい ) の実際( じっさい ) の大( おお ) きさと比( くら ) べると日本( にっぽん ) ・新( しん ) 興( こう ) 国( こく ) ・REITが多( おお ) め。この比( ひ ) 率( りつ ) が最( さい ) 適( てき ) という理( り ) 論( ろん ) 的( てき ) な根( こん ) 拠( きょ ) は薄( うす ) い、という批( ひ ) 判( はん ) もある。
向( む ) いてる人( ひと ) 究( きゅう ) 極( きょく ) のほったらかし派( は ) 。まず1本( いっぽん ) から始( はじ ) めて、慣( な ) れたら自( じ ) 分( ぶん ) で組( く ) みたい人( ひと ) の入( にゅう ) 門( もん ) にも。
新( しん ) NISAのきほん 新( しん ) NISAでは、つみたて投( とう ) 資( し ) 枠( わく ) が年( ねん ) 120万( まん ) 円( えん ) 、成( せい ) 長( ちょう ) 投( とう ) 資( し ) 枠( わく ) が年( ねん ) 240万( まん ) 円( えん ) (あわせて年( ねん ) 最( さい ) 大( だい ) 360万( まん ) 円( えん ) )、生( しょう ) 涯( がい ) で1,800万( まん ) 円( えん ) まで の投( とう ) 資( し ) の利( り ) 益( えき ) が非( ひ ) 課( か ) 税( ぜい ) になります。上( うえ ) で挙( あ ) げた投( とう ) 資( し ) 信( しん ) 託( たく ) はNISAで買( か ) えます。いっぽう 個( こ ) 人( じん ) 向( む ) け国( こく ) 債( さい ) はNISAの対( たい ) 象( しょう ) 外( がい ) で、証( しょう ) 券( けん ) 会( かい ) 社( しゃ ) や銀( ぎん ) 行( こう ) でふつうに買( か ) います(それでも元本( がんぽん ) 保( ほ ) 証( しょう ) という強( つよ ) みは変( か ) わりません)。
商( しょう ) 品( ひん ) えらびの注( ちゅう ) 意( い ) ここに出( だ ) した商( しょう ) 品( ひん ) 名( めい ) は「よく知( し ) られた低( てい ) コストの例( れい ) 」であって、おすすめの断( だん ) 定( てい ) ではありません。 信( しん ) 託( たく ) 報( ほう ) 酬( しゅう ) 投( とう ) 資( し ) 信( しん ) 託( たく ) を持( も ) っている間( あいだ ) ずっとかかる手( て ) 数( すう ) 料( りょう ) (年( ねん ) 率( りつ ) )。低( ひく ) いほど有( ゆう ) 利( り ) で、長( ちょう ) 期( き ) では大( たい ) 差( さ ) になる。 などの数( すう ) 字( じ ) は2026年( ねん ) 7月( しちがつ ) 時( じ ) 点( てん ) のもので、変( か ) わることがあります。似( に ) た名( な ) 前( まえ ) の高( こう ) コスト商( しょう ) 品( ひん ) もあるので、買( か ) う前( まえ ) にかならず目論見( もくろみ ) 書( しょ ) (説( せつ ) 明( めい ) 書( しょ ) )で「連( れん ) 動( どう ) する指( し ) 数( すう ) 」と「 信( しん ) 託( たく ) 報( ほう ) 酬( しゅう ) 投( とう ) 資( し ) 信( しん ) 託( たく ) を持( も ) っている間( あいだ ) ずっとかかる手( て ) 数( すう ) 料( りょう ) (年( ねん ) 率( りつ ) )。低( ひく ) いほど有( ゆう ) 利( り ) で、長( ちょう ) 期( き ) では大( たい ) 差( さ ) になる。 」を確( かく ) 認( にん ) するくせをつけましょう。